Zone A

協調領域の技術を共に磨く

B4 東京臨海部実証実験

東京臨海部実証実験の目的

①協調領域における技術仕様の決定、標準化の推進
②研究開発の活性化を通じた自動運転実用化の加速、インフラ整備の加速
③情報発信、イベントの活用による自動運転に対する社会的受容性の醸成・向上

V2I : Vehicle to Infrastructure インフラ設備からの情報配信

信号情報(V2I)
信号情報(V2I)

車両による信号認識の信頼性確保のため、信号機のサイクル情報を提供

ETCゲート通過支援情報
ETCゲート通過支援情報

スムーズなゲート通過のため、料金所手前でゲート運用状況(一般/ETC)を提供

合流支援情報
合流支援情報

スムーズな本線合流のため、合流部手前で本線車両走行状況を提供

V2N : Vehicle to Network 広域通信ネットワークからの情報配信

信号予定情報(V2N)
信号予定情報(V2N)

信号認識の高信頼性実現確認、V2N配信予定情報の有効性確認のため、信号機のサイクル情報を提供

模擬緊急走行車両情報
模擬緊急走行車両情報

模擬緊急車両接近時の適切な対応のため、模擬緊急走行車両(※1)の位置情報を提供

車線別道路交通情報
車線別道路交通情報

見えない先の規制・障害検出のため、プローブ情報を活用して生成される車線別道路交通情報を提供

降雨情報
降雨情報

悪天候時の自動運転判定、余裕を持ったTOR(※2)発出のため、250mメッシュ単位の降雨情報(※3)を提供

※1 実証実験では模擬車両を使用
※2 TOR:Take Over Request(運転交代要請)
※3 (一財)気象業務支援センター提供の高解像度降水ナウキャストを使用

実験スケジュール

実験スケジュール

マッチングファンド方式

SIPではインフラ設備の設置や交通環境情報の配信など実験環境を整備し、実験車両や実験実施者は参加者が準備するマッチングファンド方式で実証実験を行いました。

マッチングファンド方式

社会実装に向けた取組

社会実装を見据え、実用化可能なアーキテクチャにより交通環境情報の収集と配信をV2Nにより行いました。

データ生成・集約/データ変換・車両出力

実験システム

各種インフラ情報を受信するために下記の無線通信機器や実験用車載機によりシステムを構成

実験システム プロジェクトとしてのサステナビリティ賞