官民一体の取組により、自動運転の法整備が進み、世界初の自動運転レベル3の車が発売されました。地方では、レベル4での無人自動運転移動サービスの社会実装が始まろうとしています。
2018年4月、当時の内閣官房(現デジタル庁)から出された『自動運転に係る制度整備大綱』が、道路交通法や道路運送車両法の改正に繋がり、2021年3月に世界初の自動運転レベル3の車両が日本で発売されるに至りました。
また、経済産業省及び国土交通省が連携してレベル4・無人自動運転サービスの実現及び普及を目指し、研究開発から社会実装まで一貫した取組を行う新たなプロジェクト「RoAD to the L4」が2021年9月に立ち上がり、福井県永平寺町では、同年3月からレベル3での自動運転移動サービスの運行が始まっています。 また、2022年4月には道路交通法が改正され、同町において国内初のレベル4での無人自動運転移動サービスの社会実装に向けた検討が進んでいます。