2014年度にスタートした戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)では、SIP第1期『自動走行システム』、第2期『自動運転(システムとサービスの拡張)』として、9年間にわたり自動運転の実現に向けた研究開発に取り組んでまいりました。
“競争と協調”という考え方のもと、国内の自動車OEMをはじめ大学、ベンチャー企業、海外OEM、サプライヤ等、幅広く参加いただいた東京臨海部実証実験をはじめ様々な研究開発を進める中で、日に日に仲間が増え、様々な場所で様々な交流や連携が進みその結果、オールジャパンそして産学官連携ならではの多くの成果を収めることができました。
本日は、SIP第2期の取り組みを中心に自動運転に関わる協調領域の研究開発の成果を紹介しながら、自動運転社会の実現に向けた今後の研究開発プロジェクト等への展望と期待を込めて、情報発信と交流の場としての成果展示会を開催いたします。
どうぞお気軽に入場いただき、SIPの下で研究開発に携わった技術者・研究者の方々と直接対話いただき、自動運転社会の到来を身近に感じていただければ幸いです。
SIP第2期自動運転プログラムディレクター
葛巻清吾