SIPとは 2期
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戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)とは
科学技術の司令塔機能をもつ内閣府総合科学技術・イノベーション会議が、府省庁の枠や旧来の分野を超えたマネジメントにより科学技術イノベーションを実現するために創設した国家プロジェクト、―それが戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)です。
プログラムを強力にリードするプログラムディレクター(PD)を中心に産学官連携を図り、基礎研究から出口までを見据えた一気通貫の研究開発を推進しています。
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SIP自動運転(システムとサービスの拡張)の活動
SIPにおける自動運転への取組(略称SIP-adus;Automated Driving for Universal Services)は、交通事故の低減や交通渋滞の緩和、地方部等における高齢者などの交通制約者の移動手段の確保、といった社会課題の解決を目指して研究開発を推進してまいりました。さらにSIP第2期では、自動運転の適用範囲を一般道へ拡張するとともに、自動運転技術を活用した物流・移動サービスの実用化を推進してまいります。
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SIP-adusプログラムディレクター紹介
葛巻 清吾
SIP自動運転(システムとサービスの拡張) プログラムディレクター
トヨタ自動車株式会社 先進技術開発カンパニー Fellow[略歴]
1985 京都大学 工学部航空工学専攻 修士課程卒業 1985 トヨタ自動車に入社し、ボデー設計部に配属 2003 第1車両技術部にて車両安全の機能主査として技術企画、技術開発を担当 2011 CSTO(Chief Safety Technology Officer)補佐 2016 SIP自動走行システムのプログラムダイレクターに就任 2017 先進技術開発カンパニー 常務理事 2019 先進技術開発カンパニー Fellow (現在に至る)
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研究開発計画
研究開発計画は、プロジェクトの目標や出口戦略を具体的に定め、その実現に向けた研究開発の内容を記載したものです。その内容は、毎年見直しを行うと同時に、プログラムの評価機関であるガバニングボードにおいて厳しく評価されます。
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研究開発体制
SIP自動運転(システムとサービスの拡張)では、内閣府がリーダーシップを発揮して府省連携を推進しつつ、これまでのITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)の取組みを発展させ、取り組んでいます。また、検討の場として、意思決定の場となる推進委員会の下に課題解決に向けた具体的な検討を進める3つのワーキンググループ(システム実用化WG/サービス実装推進WG/国際連携WG)を設置しています。
・SIP自動運転(システムとサービスの拡張)の研究開発体制
・SIP自動運転推進委員会及びワーキンググループの構成員名簿
・推進委員会 開催状況