2023年4月より新たにスタートするSIP第3期「スマートモビリティプラットフォームの構築」では、SIP第2期の開発・検証結果を活用し、安全な歩行者空間に向けた技術の高度化を目指します。
人口減少、超少子高齢化といった基礎体力の低下、自家用自動車による移動を前提とした生活スタイルの浸透、そしてその反映である都市・地域構造の変化、それに加えてコロナ禍での移動の制限などにより、モビリティ、モビリティサービスを提供している種々のシステムやビジネスの状況は悪化の一途をたどっています。
「自由に自立して安全・快適に環境・他人・まちに優しく皆が、モノが、サービスが移動できるモビリティディバイドない社会」に向けて、スマートモビリティ2.0の実現を目指します。
移動する人・モノ・サービスの視点から、地域に存在する伝統的な公共交通手段に加えて、自家用車、貨物車などの広範なモビリティ資源や新しいモビリティ手段の活用を可能にするようなハードとソフト双方のインフラとこれらを包み込むまち・地域をダイナミックに一体化し、安全で環境にやさしく公平でシームレスな移動を実現するプラットフォームを構築します。
SIP第3期「スマートモビリティプラットフォームの構築」では3つのサブ課題を設定し、目標達成に向け取組んでいきます。