Zone C

世界標準を目指して

D3 アカデミア連携による多様な分野の知見を活用する総合知の結集

アカデミア連携による多様な分野の知見を活用する総合知の結集

自動運転の研究開発において、多様な分野のアカデミアの知見を集約する取組を推進し、確実な社会実装を支援します。

技術のみならず法律、経済など多様なバックグラウンドを有するアカデミアが結集することにより、自動運転の社会実装が実現するとの認識の下、各大学・研究機関による相互の情報交換・意見交換・連携等を推進するため、2018年10月より「モビリティ・イノベーション連絡会議」における活動を開始しました。

モビリティ・イノベーション連絡会議のメンバー

全国23大学と4つの国立研究開発法人等から構成

モビリティ・イノベーション連絡会議のメンバー

自動運転の研究動向分析

SIP-adusの期間(2014年~2022年)に、本文に「自動運転」と「車両」の単語を両方含む文献の件数は増加し、研究者の共著のネットワークは拡大

自動運転の研究動向分析

モビリティ・イノベーション連絡会議を通じて実施した調査で自動運転に関連する研究を実施していると回答した研究者。※本分析ではJ-Stage APIを利用して取得した文献データを利用。

一般社団法人モビリティ・イノベーション・アライアンスの設立

SIP-adusの下で構築したモビリティ・イノベーション連絡会議の枠組みを承継し、『移動の革新に関する技術開発や社会実装を起動する会員主導の団体』を目指して、2022年7月に一般社団法人 モビリティ・イノベーション・アライアンスを設立しました。

Mobility Innovation Alliance Japan m-bic

[ 活動内容 ]

  • 文理融合の学術ネットワーク承継・発展
  • 分野横断型政策や取組を検討・提案 「モビリティ・イノベーション連絡会議」を承継
  • 多様な産官学連携機会を生み出すワンストップ窓口
  • 国際会議の企画・運営を通じた国際連携研究の促進 SIP-adus Workshopを継承※
  • 研究・技術開発を社会の行動変容へつなげる広報活動等
  • 若手人材の育成を狙いとしたコンテスト等の開催
学学連携組織が目指す役割

※本法人は、SIP-adus Workshop 2022(2022年10月に京都開催)を内閣府、NEDO、同志社大学と共催しました。今後は、SIP自動運転のネットワークを受け継ぎ、モビリティ・イノベーションに関わる新たな国際会議の日本開催を企画・運営していきます。2023年は11月第3週に東京での開催を予定しています。