自動運転のある未来ショーケース~あらゆる人に移動の自由を〜
戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)自動走行システムは、2月6日(水)、7日(木)、これまで5ヵ年にわたり産学官が連携して取り組んできた研究開発の成果を発信するため、「自動運転のある未来ショーケース~あらゆる人に移動の自由を~」を開催いたしました。
1.開催趣旨
SIP自動走行システムは、高度な自動走行システムの実現による事故・渋滞の低減、利便性の向上を目指し、産学官が連携して取り組むべき技術課題の研究開発や実証実験を5ヵ年に渡り取り組んでまいりました。
この度、自動運転技術を実際に利用する方々を対象に、自動運転の現状と未来を知っていただくため、内閣府は関係省庁及び管理法人のNEDOと協力し、「自動運転のある未来ショーケース~あらゆる人に移動の自由を~」を開催いたしました。
本ショーケースでは、実証実験で利用した実機による体験型の展示や技術者と実用化に係る方々との対話等の機会を提供等することにより、さらなる社会的受容性の醸成と社会実装の加速を図りました。
2.日時・会場
◆ 日時
平成31年2月 | 6日(水) | 10:30~17:00(17:30から特別イベント「市民ダイアログ(シンポジウム)」) |
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7日(木) | 10:00~17:00 |
◆ 場所
東京・有明 TFTホール(東京都江東区有明3-4-10 TFTビル西館2F)
3.主なコンテンツ
本ショーケースでは、自動運転について専門知識のない方にも興味をもっていただけるよう、専門家による一般向けのガイドツアーや参加体験プログラムを御用意しました。
- ダイナミックマップの体験型デモ、交差点での歩行者検知、バス停留所への正着制御体験デモ、ドライビングシミュレーターによる運転引継体験等
- 自動運転バスの試乗体験
- 対話イベント「市民ダイアログ(シンポジウム)」を併催
4.展示動画・パネル資料
Welcome Gate 自動走行が目指す安全安心な社会へ
自動運転の実現に向けた公道実証実験のためのガイドライン等の策定
Zone1 リアルタイムに対応する3D地図 自動走行を実現させるために
信号情報活用運転支援システムの確立、交通規制情報管理システムの整備
Zone2 人とクルマがつながる交差点 交通事故死亡者ゼロを目指して
交通事故低減効果見積りのためのシミュレーション技術の開発と実証
交通制約者等の移動支援システムとナビアプリとの連携に関わる調査研究
Zone3 やさしい次世代の公共交通 すべての人に移動の自由を
ART(Advanced Rapid Transit、次世代都市交通システム)の概要
中山間地域における道の駅等を拠点とする自動運転サービスの実現に向けた路車連携技術に係る調査
Zone4 運転を任せられるクルマ 車と人の理想的な関係をつくる
ヒューマンファクター HMI(ヒューマンマシンインタフェース)全体像と課題A
Zone5 その先の社会への第一歩 自動走行が社会の未来を変える
SIP-adus「自動走行システム」第2期(2018-2022年)